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Channel: 福岡南リトルシニア指導者の部室
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都城大会から学ぶ、秋季大会対策

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先週末、都城大会に2年チーム15名、1年チーム15名でWエントリーした。
2年チームには初日と二日目にそれぞれ違うメンバー4名ずつを1年生から送った。
 
2年生チームの初日は、熊本中央と1対1の同点でエキストライニング・・・
結果は1点差で逆転負け。
第2試合で熊本中央が宮崎に負けた為、第3試合で福岡南が宮崎に2点差以上で
勝と決勝トーナメントへ進む・・・という1勝1敗三つ巴のチャンスが残された。
しかし、雨天によりこの試合は翌日へ。
 
1年チームの初日は、長崎北とのダブル。
1試合目は接戦の末、終盤集中打を浴び逆転負け。
2試合目は序盤から打線が噛み合い圧勝。
 
2年生チームの二日目は7回2死まで2-1のリードを保っていたが・・・
最後最後、逆転さよならタイムリーを打たれ決勝トーナメント進出ならず・・・。
 
1年生の二日目は、第1試合で小倉に昨日と同じようなパターンで負けた。
第2試合の小倉対小郡の試合中、点差×10本のインターバル走を課し、
昼食後、第3試合へ・・・。
投手4名のリレーを行い、打線も集中打、スクイズ、好走塁が飛び出し圧勝。
 
 
2年生チームは、接戦の詰めが甘く、逆転負けというパターン。
1年チームは、朝一の試合に弱く、次の試合で圧勝するパターン。
未だ試合数は少ないものの、大会では勝ち上がれないパターンである!
勿論、秋季大会は2年1年と云う学年別のチーム編成ではなく、
混合のベストメンバーで勝ちに行くわけだが・・・
これからの4週間の練習とオープン戦で勝ちパターンを作り上げる必要がある。
 
まずは先発投手だ。
4回~5回をリズム良く打たせて獲る投手である事が絶対条件である。
各打者に3球で2ストライク1ボールにするコントロールと低めの決め球で
内野ゴロの山を築き、野手陣のリズムを創ってやることだ。
そして各回の先頭打者を塁に出さない意識を持つこと。
特に四死球によるランナーを出さないことが大切だ。
この様な配球が出来るバッテリーに対し、相手は早打ちにならざるを得ない。
そうすると、野手陣は初球から準備を行うので、足の運びが良くなる。
つまりエラーも少なくなり、守備時間が短くなるのだ。
 
だから、攻撃に集中できる。
攻撃は、守備の真逆だ!!先頭が粘りに粘って出塁することが肝心である。
無死ランナー1塁をまず作ることだ。
その為には、凡ゴロでも一塁への全力疾走で相手のミスを誘う走塁をしよう。
そして、次打者が自分も生きるような絶妙のバントで無死1,2塁。
次が完璧な送りバントで1死2,3塁・・・。
この形が出来れば、内野ゴロでも、スクイズでも、犠牲フライでも1点が獲れる。
ノーヒットで1点。1ヒットで1点が獲れる野球で、まずは先取点を奪うことだ。
先取点が取れた後の打者は、いい具合に肩の力が抜けてヒットが出やすくなる。
これで2点目だ・・・。
その後、集中打が出るか否かは、チーム内の競争心と打撃徹底事項の実践だ。
 
この様な、自分達のペース、勝ちパターンで終盤を迎える事が出来れば・・・
後は、中継ぎやワンポイント、そして絶対的な抑えのエースが試合を締め括る。
相手に流れを渡さないまま、終始、自分達の野球が出来るチームに仕上げたい。
 
練習の強化ポイントとしては・・・
①投手⇒制球力と決め球のブラッシュアップ。
②捕手⇒各投手の特徴把握。
③野手⇒守備範囲内100%の捕球と送球の正確さ。
④走塁⇒リードと第2リード距離の把握。スタートとスライディング。
⑤打撃⇒バント100%と強いゴロが打てる技術と選球眼。
 
この5点をそれぞれのテーマとして強化徹底を行う。
そして各ポジションに2~3名のメンバーでスタメン競争だ!!
 
 

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